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カリキュラム

修士課程

京都大学工学研究科における修士課程修了の要件は、同課程に2年以上在籍して研究指導を受け、専攻科目につき30単位以上(各専攻に設けられた必修科目を含む)を習得し、かつ工学研究科の行う修士論文の審査および試験に合格することとなっている。(特に優れた研究業績を上げた者については1年の在学をもって修了する制度もある。)

電気工学専攻・電子工学専攻は個々にカリキュラムをもつが、相互に補完しつつ電気・電子工学に関連する幅広い分野での講義を提供している。表にそれぞれ年度前期および年度後期における修士課程カリキュラムの一覧を示す。時間割上どちらかの専攻に割り当てられてはいるが、実際上の共通基礎科目として電気数学、電磁気、電気回路、量子論、計算工学、情報メディア関連の講義科目があり、その上に各専攻ごとの発展的な講義科目がある。電気工学専攻では制御・応用システム、電力発生・輸送・変換、マイクロ波、宇宙電波等に関連した講義科目があり、電子工学専攻では半導体、材料物性、量子論、光、デバイス、電子装置等に関する講義科目がある。学生は所属専攻の講義を中心としつつも、必要に応じて専攻に関わりなく相互の専攻の講義を受講できる。

講義以外の科目としては電気・電子工学特別研修と電気・電子工学特別実験及演習などがある。電気・電子工学特別研修1・2(インターン制度)は、学生が所属している研究室以外の研究室に配属され、その研究室で行われている最先端の研究の中からテーマをそれぞれ一つ選択して初歩的な実習を行うものである。自分の専門領域外の最先端研究を体験することで幅広い見識を得ることを目的としている。電気・電子工学特別実験及演習1・2は必修であり、研究論文に関する分野の演習・実習を行い、また専門分野単位の少人数セミナーに出席して、研究内容に関する発表や討議に参加することが必要である。

なお、他専攻、他研究科、他学部の講義も必要に応じて、学修要覧に記載の手続きの上、履修することが可能である。

参考: 前期カリキュラム(修士課程) (2019年度大学院学修要覧より)

 

電気工学専攻

電子工学専攻

講義

  • 状態方程式論
  • 電気数学特論
  • 電気電磁回路論
  • 超伝導工学
  • 電磁界シミュレーション
  • マイクロ波応用工学
  • 時空間メディア解析特論
  • ディジタル通信工学
  • 情報ネットワーク
  • 融合光・電子科学の展望
  • 量子論電子工学
  • 量子情報科学
  • 半導体工学特論
  • 分子エレクトロニクス
  • 表面電子物性工学
  • 光物性工学
  • 電気伝導
  • 集積回路工学特論
  • 融合光・電子科学の展望

 講義以外

  • 電気工学特別研修1(インターン)
  • 電気工学特別研修2(インターン)
  • 電子工学特別研修1(インターン)
  • 電子工学特別研修2(インターン)
 

参考: 後期カリキュラム(修士課程) (2019年度大学院学修要覧より)

 

電気工学専攻

電子工学専攻

講義

  • 応用システム理論
  • 電磁気学特論
  • 生体機能工学
  • 電気回路特論
  • 制御系設計理論
  • 宇宙電波工学
  • 可視化シミュレーション学
  • 半導体ナノスピントロニクス
  • 電子装置特論
  • 電子材料学特論
  • 光量子デバイス工学
  • 量子計測工学

 講義以外

  • 電気工学特別実験及演習1
  • 電気工学特別実験及演習2
  • 電子工学特別実験及演習1
  • 電子工学特別実験及演習2

博士後期課程

博士後期課程修了の要件は、同課程に3年以上在学して研究指導を受け、工学研究科の行う博士論文の審査および試験に合格することである。(特に優れた研究業績を上げた者については在学期間を短縮して修了する制度もある。)

2008年度以降の入学者には授業科目10単位以上を修得することが要求されている。指導教員ならびに副指導教員2名のもと、専門分野の発表討論などを行い密着型の指導を受けるほか、大学からのベンチャーや企業経営・知的財産権などについて、あるいは、外部の研究者を招いての電子材料・デバイスに関する最新の研究展開についてなど、視野を広げることのできる講義を聴講することができる。