フォトニック結晶レーザーの高輝度単一モード連続動作の実現 -スマート製造を始めとする各種分野のゲームチェンジに向けて-

電子工学専攻の野田進教授、吉田昌宏助教、勝野峻平君(博士課程学生)、井上卓也助教らのグループは、フォトニック結晶レーザー(PCSEL)の連続動作状態での輝度を、CO2レーザー、固体レーザー、ファイバーレーザー等の大型レーザーに匹敵する値、1GWcm-2sr-1まで高めることに成功しました。ここに、輝度は、単位面積、単位立体角当たりの光出力と定義され、金属等の物体の光による切断・加工(以後「光加工」)を行うためには、1GWcm-2sr-1の輝度を実現する必要がありました。本成果は、大型、低効率、高コストという欠点をもつ大型レーザーを、小型、高効率、低コストという利点をもつPCSELにて一新可能な段階に達したことを示すものと言えます。このような高輝度PCSELの実現は、他の様々な多くの分野にもゲームチェンジをもたらすものと期待されます。詳細はこちら

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