従来法の限界を超えた、複数光子の量子状態の実現と検証に成功―光量子コンピュータや光量子センシングに貢献―

電子工学専攻 朴 渠培(パク コベ)博士課程学生、岡本亮同准教授、竹内繁樹同教授らの研究グループは、広島大学 Holger F. Hofmann教授と共同で、単一光子源と線形光学素子のみでは実現が不可能な複雑な量子状態(非フォック状態)の存在を理論的に明らかにし、光量子回路を用いて最も本質的な非フォック状態(iNFS)を実現、さらにiNFSに特徴的な性質を用いて生成の検証実験に初めて成功しました。今回実現した方法は、多数の光子による複雑な量子状態の生成と検証方法を提案、実証したものであり、光量子コンピュータや、光量子センシングなどの応用にもブレークスルーをもたらすものです。詳細はこちら

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